スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | スポンサー広告

Blueにこんがらかっても

<12月5日(日)>
デリバティブのCCP(清算機関)について考える(第2回)。取引相手に10億円貸している場合、取引相手が破綻すれば最大10億円の損失が発生する。デリバティブ取引の場合、取引相手が破綻した際に同じ経済効果を持つ取引を市場で組み直した際に発生し得る損失がリスク(カウンターパーティー・リスク)となるが、損失額は市場の価格変動とともに毎日変化する。つまり、日々変動する与信額を管理しなければいけないわけだが、市場参加者は担保契約やヘッジ取引などを通じて効率的な管理を試行錯誤してきた。金融危機時に大きな失敗をした経験も含めて貴重なノウハウが蓄積されたわけだが、CCPは市場参加者に代わってカウンターパーティー・リスクを管理する役割を持つ。即ち、CCPには経験豊富な市場参加者と同等もしくはそれ以上のリスク管理能力が備わっていることが期待されるわけだが、CCPはリスク管理が容易な取引のみを清算の対象とし、管理が一筋縄ではいかない込み入った取引は対象としない。その結果、誰でも容易にリスク管理できる取引はCCPで管理し、高度なリスク管理が求められる取引は引き続きCCPの枠外で個別に市場参加者が管理する、ということになり、CCPがどれだけ市場におけるリスク削減に役立つのか、考えてしまう。

<12月6日(月)>
10代:憎しみと愛入り交じった目で世間を罵り
20代:悲しみを知って 目を背けたくって 町を彷徨い歩き
30代:愛する人のためのこの命だってことに あぁ 気付いたな

宮本は40代をどう表現するのだろうか、、、。

<12月7日(火)>
業界のクリスマスパーティーに参加。昔から立食パーティーは大の苦手で、socialもnetworkingもfoodもdrinkも全て中途半端に終わってしまうのがいつものパターンだが、この日もいつもの通り。おまけに久々に失語症まで発症してblueにこんがらがってしまった。多くの人の注目はやはり新興国、そして最大の懸念も新興国でした。いつかバブルがはじけるのはわかっているが、今のところパフォーマンスが抜群だから、投資しないわけにはいかない、っていつか来た道ですね。

<12月8日(水)>
EC(European Commission)がソブリンCDSは(欧州)国家の調達コスト増加とは無関係、との趣旨の報告書を出したそうだ。これを受けて、オルタナ商品の業界団体が、過度な規制に反対するコメントを発表。今年の初めにギリシャ国債の金利が急上昇(価格は下落)した際、ギリシャの首相はヘッジファンドらによるCDSを使った投機が元凶であり、投機家は毎日ぼろ儲けしてシャンペングラスを傾けていると発言し、果てはアメリカに飛んでObama政権にCDSによる投機の禁止を訴えたが、今となってはこれらは現実から目をそらさせる責任転嫁のパフォーマンスであり、本当の元凶は放漫財政であったことは明らかである。CDSでヘッジができなくなれば、国債金利はさらに上昇するだろう。

<12月9日(木)>
寒い朝。基本的に寒いのは苦手だが、冬の寒い朝は悪くない。透き通った空気に青い空、静寂のなか駅へ急ぐ人々。この日もエレカシの「冬の朝」を脳内で流しながら駅へ向かう。と、いきなり静寂をやぶるスピーカーの音、毒々しい色のポスター。某政権与党の政治家の政治パフォーマンスに出くわした。最近、この手の辻立ちがやたらと多い。立ち止まって耳を傾ける人を見たことがなく、政策を伝える手段としてはどうかとも思うのだが、「名前を連呼して記憶に残す」「朝早くから精力的に頑張っていると印象付ける」といった効果でも期待しているのだろうか。この手の自己中心的な選挙活動、全否定はしないが、個人的には朝の静寂を奪われてあまりいい気はしない。

<12月10日(金)>
Billboard Live Tokyoにて麗蘭のライブ観賞。麗蘭は今年で結成20周年とのこと。「仲井戸麗市40歳、蘭丸30歳、小生20歳」の時の奇跡的な感動や緊張感を「仲井戸麗市60歳、蘭丸50歳、小生40歳」の現在に再現することは難しいが、毎年聴かないとおさまりがつかない。一昨年は“Yes, we can”、昨年は“You & I”と日米の政治に一縷の望みをかけた(?)新曲を披露したが、いずれも裏切られた今、政治におくるエールはない、、、。

<12月11日(土)>
芝離宮の“AEN”で同世代の友人達と忘年会。一人を除いて、みんなすっかり酒が弱くなってしまった。やはり一生のうちに肝臓が処理できるアルコール量は限られているのか?!千葉の学校と大阪の学校で右と左が極端に違うことを学ぶ。自分がいた東京はnon policyだった(ように思えた)。音楽の話では、最近のアメリカのヒットチャートは甘い恋愛をテーマにしたヒップホップばかりになってしまったそうだ。日本でも忌野清志郎のように社会問題をテーマにした楽曲はもう出てこないんだろうか。石原東京都知事が「今の日本人は温泉・グルメ・お笑いにしか興味がない」といった趣旨のことを言っていたが、実に的を射ている。

スポンサーサイト

2010.12.12 | Comments(1) | Trackback(0) | 未分類

市場を混乱させているのは

<11月28日(日)>
デリバティブのCCP(清算機関)について考える(第1回)。日本では、金利スワップは海外CCP、国内CCPいずれで清算してもよいことになっているが、CDSは国内CCPの利用が義務付けられている。理由は、「クレジットイベントの認定に関し、我が国の実情に照らした扱いが必要」「国内清算機関が適切に関与するとともに、契約当事者として必要な主張を行なう必要がある」と説明されている。この理由の意味がよくわからない、との質問を受けることが多いが、このロジックの説得力は乏しい。ある取引においてクレジットイベントに該当するか否かは、契約内容に従って決められるべきであり、日本の企業を参照する標準的な取引においては、国内清算機関で清算されようが海外清算機関で清算されようが清算機関を利用しない相対取引であろうが、ISDAのDC(決定委員会)が決定する。決定においては、参照組織が日本企業であれば、当然日本法における解釈が介在し、過去の事例でも日本法の弁護士が中心になって意見を出したと聞く。清算機関の国籍とクレジットイベントの認定を結びつける必然性はない。このことは、実務家ならみんなわかっていることであり、知る限り、欧米でもこのような理由付けは聞いたことはない。嘘も100回言い続ければ本当になるというが、「我が国の実情に、、」という説明が何度も繰り返されるうちに、この説明に違和感を覚えない人が増えるのではないかと懸念されるのだが、、

<11月29日(月)>
昼はリクルーティングの大ベテランとお話。短い時間にサクセスストーリーや苦労話を色々拝聴、大変参考になりました。自分も不安心理(?)からつい喋りすぎてしまうことが多いが、聞き上手になるべく精神修行が必要と思った次第。夜は独立系ファイナンシャルプランナー会社の社長のお話を拝聴。保険や資産運用などのアドバイスに対してお金を支払うというカルチャーが日本にはないせいか、日本でFPで生計をたてることは容易ではないことは用意に想像できるが、不断の努力とクリエイティブな発想で毎年利益を出す体制を作った社長に改めてrespect。

<11月30日(火)>
アイルランドの救済において、アイルランドの銀行が発行するシニア債は損失負担の対象とならない方向が発表され、シニア債権者はほっと一息。劣後債は容赦なく切り捨てられることから、欧州金融機関のシニア債務と劣後債務のクレジットスプレッド格差が広がっているようだ。もっとも、海外銘柄を参照するCDSでは、劣後債務において不払いやデフォルトや条件変更があれば、劣後を参照するCDSもシニアを参照するCDSも、ともにクレジットイベントの対象となる。ということは、シニアと劣後のスプレッド格差が拡大するのは社債のみであり、CDSは本来異なる反応(=シニアも劣後も同様にスプレッド拡大)になるようにも思われるが、、、。

<12月1日(水)>
アイルランドがEUとIMF(+英国&スウェーデン)に救済を要請した後も、金融市場は一向に落ち着かない。格付会社は容赦なく格下げを進め、金融アナリストは慎重な見方を崩さず、マスコミはあることないことを書き続けて不安を煽る。当局は、銀行を規制し、ヘッジファンドを規制し、株や国債・CDSのネイキッド空売りを規制し、格付会社を規制し、次に規制の対象となるのは「マスコミ」か?言論の自由は死守すべきと考えるものの、事実誤認や極端なtail riskシナリオばかりを大々的に書きたてるのも如何なものかと思った次第。

<12月2日(木)>
アイルランドから他国への波及(contagion)が止まらない。スペイン・イタリア・ベルギーのみならず、フランスやドイツも磐石とはいえないと考える向きもいるようだ。金融危機の際に、Bear Stearnsが救済され、Lehman が破綻し、次はMerrillかMorgan StanleyかGoldmanか、と市場が真剣に懸念したことを思い出すが、一度confidenceを失うと、取り戻すのは用意ではない。EU内部ではサポートしきれないとすれば、やはり米国が頼り、ということか、この日は米国がIMF経由で支援するとのニュースが好感されたようだ。米国は米国で、他国を助ける余裕などなさそうにもみえるのだが、、。

<12月3日(金)>
S&Pがギリシャの格付け(BB+)を格下げ方向で見直しとした。2013年以降、ギリシャがESM(European Stability Mechanism)から資金を受けた場合、国債の債権者の地位が劣後となるが、そのインプリケーションを検討するとのこと。「将来危機が発生した場合、欧州の政策当事者は協調・連携しないどころか相反するコメントを述べて、市場を混乱させたり、国家の資金調達能力にダメージを与えることもありうる」とコメントしているのが非常に印象的。格付会社もよくみていますね。夜は都内某所で業界の知人と食事、贅沢な時間で心を緩める。

<12月4日(土)>
東神奈川のみずの治療室で今年(多分)最後の身体メンテナンス。夏に開業した治療室にはようやく看板もかかり、軌道に乗り始めたようで一安心。この日も先生の魔法で両手の長さの違いソフトに矯正してもらいました。学生時代に通っていた荻窪接骨院の話で盛り上がる。

2010.12.05 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

セザンヌの絵

死んで咲かせる花より

生きてるうちが花

2009.08.01 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

«  | HOME |  »

FC2Ad

CalendArchive

人生が輝き出す名言集



presented by 地球の名言

プロフィール

dbsb

Author:dbsb
ようこそ。

FC2カウンター

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。