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歴史は繰り返すか?

Bloomberg newsによると、先ほどUSソブリンを参照するCDSが過去最高を更新し、5年が17bps、10年が21.5bpsまでワイドニングしたようだ。記憶があいまいだが、USソブリンは4-5年前くらいから1bpsとか2bpsとかで時たま出合うくらいだったのだが、サブプライム危機の発生以降天下のリスクフリーの象徴たるアメリカ政府の信用力に対する市場の評価も徐々に低下し、CDSスプレッドもじりじりとワイドニングしてきた。GSEの救済がここ足元のワイドニングの背景にあることは自明であろう。USドルやUSトレジャリーの暴落を予言する声も、まだ現実離れしているとはいえ、最近では珍しくなくなってきたような気もする。このまま地銀の破綻が相次ぎ、仮にLehmanやWashington Mutualクラスの規模の金融機関に資本注入を行なうような事態になると、そうしたシナリオも全く非現実的とも思えなくなる。

日本ソブリンがアメリカの格付会社であるMoody'sからAaaを失ったタイミングを振り返ってみると、1998年11月ということで、長銀が国有化された約1ヶ月後であった。ナンセンスな話ではあるが、歴史が繰り返されるとすると、GSEの公的管理によって近い将来USソブリンもAAAを失うのだろうか。ソブリン格付けは非常に主観的なものであると考えるのだが、日本の格付会社のR&Iが一貫して日本ソブリンをAAAに格付けしているように、アメリカの格付会社のMoody'sとS&PもUSソブリンをAaa/AAAに維持するのかもしれない。実際、GSEの公的管理発表後に、2社ともUSソブリンの格付けをaffirmしている。これで、R&IやFitchなどの非米系の格付会社がUSソブリンを格下げすれば、10年前とある意味そっくりなことになる。

当時は、「日本がAAAを失ったら大変なことになる」といった論調もあったと記憶するが、実際格下げされて、しかもMoody'sはシングルAまで格下げしたにもかかわらず、「大変なこと」は特には起きずに、その後は紆余曲折はありながらも徐々に回復に向かった。「アメリカがAAAを失ったらこの世の終わりだ」的な論調も当然数多く見られるが、いっそのこと格下げされたほうが意外にリカバリーは早かったりするのかもしれない(全く根拠はありません)。

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2008.09.09 | Comments(1) | Trackback(0) | 市場雑感

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