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今日学んだこと

毎日新しい発見が多い、、、。

<AIG>
Merrill LynchやUBSなどの大手金融機関はABS CDOのSuper Seniorをブックに保有し、それに対してモノライン保険会社からプロテクションを買って信用リスクをヘッジしている。モノライン保険会社の格下げや経営危機によってプロテクションの価値が下がり、これに対応して各社第1-2四半期に損失引当てを積んでいる。ここまでは繰返し語られる話だが、大手金融機関はモノライン保険会社に加えてAIGからもプロテクションを買い、しかもその金額が小さくなく、一説ではモノライン保険会社全体を足したものと大差はないらしい。

7月29日のエントリーでも書いたが、Lone StarにABS CDOを大量に売却した後のMerrillのABS CDOのポジションは、longが88億ドルshort(=プロテクションの買い)が72億ドルで、ショートの72億のうち60億ドルがモノライン以外の保険会社、すなわちAIGである可能性が考えられる。とすると、仮にAIGが9月を乗り切ったとしても、シングルA格のままであれば、ましてやトリプルB格(以下)に格下げされれば、Merrillなどの第3四半期決算に小さくない穴があくことになる。今日発表するGoldmanやMorgan Stanleyは第3四半期のタイミングがずれていて幸運だった?

<GSEを参照するCDSのクレジットイベント>
ISDAは先週金曜日にGSEを参照するCDSにおいて引渡し可能と思われる債務のリストを作成・公表すると表明した。これに関連して今日も声明を出し、弁護士事務所と相談した結果、GSE2社が発行体であるPrincipal Only (PO)債についてはdeliverabilityに疑義があり、前述のリストには含めない方向であるとした。リストは近い将来に公表されると思われるが、果たしてどのような内容となっているのだろうか。

GSEの回収率を決める入札は10月頭に行なわれることになっていたが、Lehmanの件もあって場合によっては少し遅れが生じる可能性もありそうだ。入札の常連であったLehmanはもういない。LehmanがカウンターパーティーであるGSEを参照したCDSは入札の対象とはならず、マスター契約のEvent of Defaultによって個別に時価で清算されることになるだろう。Lehmanの破綻によって入札の対象になる取引が減り、事務負担が少しだけ減った?(そういう問題ではないか)

<Lehman Brothers>
サムライはデフォルトする見込みとなり、昨今のサムライ債ブームが減速するのだろうか。LehmanがカウンターパーティーであるOTCデリバティブについては、"Non Defaulting Party"である当事者が当該ISDAマスター契約におけるEvent of Defaultが発生したこと、およびOutstanding Transactionsに関するEarly Termination Dateを"Defaulting Party"に通知し(Automatic Early Terminationが適用されていれば通知なしに自動的に解約)、Market QuotationやLoss、Close-out Amountなどマスター契約で定められた方法で全取引の時価が確定されることになる。

1992年版以前のISDAマスター契約ではMarket Quotation or Loss、2002年版マスター契約ではClose-out Amountが基準となる方法であるが、これから主要ディーラーのところにLehmanとの取引の評価を求める問合せが殺到することになるのだろうか。生き残った金融機関でもリストラによってただでさえ人手不足の中で、ディーラーなどが評価作業に忙殺されると、市場はいったん停滞し、ボラティリティが低下して落ち着きを取り戻すきっかけになるだろうか?(相当無理があるロジック、、、。)

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2008.09.16 | Comments(1) | Trackback(0) | 市場雑感

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