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やっと週末

NY時間の木曜日にWashington Mutualの公的管理&JPMへの売却が報じられた。週末に発表しそうな出来事を早めに(?)発表するのは、”今週末はみんな休もうよ”、という米当局の配慮かななどと馬鹿な考えがチラッと頭をよぎったが、今週末も金融安定化法案の議論は継続し、一部の金融機関に不穏な動きも見られる。金利スワップとは違ってCDSでは開始日や終了日が土日であっても翌営業日に修正されないのは企業の破綻は土日にも発表されるからだと昔習ったことを思い出す。

いくつか懸念事項・懸案事項・その他もろもろ、、

<金融機関の資金繰り>
この夏活発だった海外市場での金融機関の社債発行がGSE・Lehman以来止まってしまった。日本でもサムライ債の発行が停止中だ。JPMorganによると、今後一年間で銀行・ブローカー等の金融機関の社債のうち6600億ドルが償還されるらしいが、短期金融市場も社債発行市場も早く極度の機能不全から立ち直らないと、中央銀行の役割はさらに拡大しそうだ。

<次?>
金曜日はWachovia、Bradford&Bingley、Fortisといった名前があがっていた。英米は危機回避の経験を幸か不幸か数多くこなしてきている(Northen Rock, HBOS, Bear, GSE, Lehman, AIG etc etc)が、果たしてEUの銀行救済はスムーズに行くだろうか。ECBがhawkishに利上げをほのめかしていたのはそんなに昔の話でもない。

<Washington Mutual>
Washington Mutual BankがFDICのreceivershipとなった。CDSで参照されるのは持ち株会社のWashington Mutual Incが多く、今の時点では明快にクレジットイベントが構成されないような気もするが、銀行子会社がこうなってしまった以上は持ち株会社も時間の問題で破綻手続きに入るのだろう。S&Pによると、Washington Mutualを含むシンセティックCDOの数は非常に多く、リカバリーが低いことが予想されることから、GSEとLehmanの破綻やAIG等の格下げと合わせて、数多くのシンセCDOが格下げ・時価評価下落となることが予想される。

<9月末決算>
10月半ばに米系銀行(+メリル)、10月下旬から11月は保険会社や欧州系銀行の第3四半期決算発表が続く。

私の非常に狭い視野で思いつくネガティブ要因をいくつかあげると、

・住宅関連市場・関連商品の下落(Residential / Commercial)
・企業向け融資の貸倒れ引当て増加
・消費者向け融資の貸倒れ引当て増加
・ARSの買戻し関連のコスト
・モノラインの格下げによるSuper Senior hedgeの引当て増加
  (FSAとAGOは9月末をAAAで通過できるか?ABKとMBIは現状維持できるか?)
・AIGの格下げによるによるSuper Senior hedgeの引当て増加
・GSEの優先株・普通株の下落
・Lehmanの破綻による影響(プラスもマイナスもありうるが)
・資金調達コストの上昇

ポジティブ要因は

・負債の時価評価益拡大(自社を参照するCDSスプレッドの拡大)
・Lehman消滅によって、MTN発行体とのスワップの再ヘッジビジネスの拡大(?)

(上記の影響は金融機関によって大きく異なります)


<GSEとLehmanのクレジットイベント決済プロトコル>
それぞれ10月6日と10日に予定されている。その後、Washington Mutualが続くか?取引量の多いイベントだけに、スムーズに入札が行なわれるか注目される。

<CDSに対する規制>
NY州が『保有資産に対するヘッジとして使うCDS』への規制を表明したのに続いて、SECなどは『現物資産を保有しないでCDSでクレジットショートを行なうこと』についての規制を促した。両者、立場の違いから規制の矛先が正反対なのが興味深い。インサイダー情報に基づいてCDSでポジションを作ったり、事実に基づかないうわさを流してCDSを取引することは言語道断であり、こうした行為についてはSECは過去にも規制を行なってきたように思う。『インサイダー情報ではなく、風説の流布も行なわず、自分の相場観でCDSでクレジットショート(プロテクションの買い)を行なうこと』について強い規制をかけることについては、賛否両論がでるだろう。先行きの経済にベアな見解を持つプレーヤーは、株の空売りができず、CDSでショートも振れなくなると、今度はドルを売り始めたりして、、、。

<深浦王位防衛!>
第49期将棋王位戦第7局は深浦王位が羽生挑戦者を破って王位の防衛に成功し、羽生四冠の七冠チャレンジはいったん頓挫することになった。トップ棋士の実力差は小さく、タイトル戦1局・1局が紙一重の勝負であるなかで、連戦連勝を重ねることは神がかり的な強さを誇る羽生四冠とはいっても難しいのだろう。去年羽生から王位を奪い、今年羽生のリターンマッチを退けた深浦王位は大きく男を上げた。地元の九州では号外が出たそうだ。2年とも3勝1敗から3勝3敗まで追い込まれた最終局を制しているところに勝負強さを感じる。

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2008.09.28 | Comments(0) | Trackback(0) | 市場雑感

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