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ボトムはまだまだ先

先週はBig threeの帰趨ばかりに注目していたが、その間にTribuneがあっという間にChapter 11を申請し、エマージングではエクアドルがRepudiation(履行拒否)を宣言した。景気が悪化してお金が回らない状況が続く中で、今後も投機的階級の企業やエマージングにおいてデフォルトが増加することが容易に予想される。悪いことに、デフォルト率が高い時には回収率は低くなる傾向があり、担保付なので回収率が高いはずのレバレッジド・ローンの世界でも回収率の低下が著しく、米銀をはじめとするレバレッジド・ローンの貸し手やCLOの投資家にとっては頭の痛いところだ。投資適格級クラスでも、消費者金融・建設・REIT・リテールといったセクターは苦境が続き、日本もまったくひとごとではない。

金融機関やファンド・投資ビークルからの資産の売り圧力はまだまだ強い。嵐のような投売りもあって、さすがにファンドや投資ビークルからの売りはそろそろ山を越えるような気もするが、商業銀行・投資銀行・保険会社などのデレバレッジはまだまだ続きそうだ。現在の市場は売るに売れない状況で、ディーラーはポジションを増やさないようにしながらじっと耐えているが、市場の回復に合わせて資産の売却も再開するのだろう。市場回復→資産売却→市場下落→停滞期間→市場回復→資産売却、、、というサイクルがあと何回過ぎれば、ポジションが軽くなるのだろうか?株にしてもクレジットにしても、まだまだ持続的な回復は期待できそうにない。経済環境に閉塞感が漂う中で治安の悪化も懸念されるが、どうか戦争にだけはならないことを祈るばかりだ。

デレバレッジが完了した後の世界はどうなっているのだろうか。2年前に比べて、金融機関の資金調達コストがはるかに高くなり、収益性の低下はさけようもない。規制のあるなしにかかわらずレバレッジを高めることは当面は考えにくいし、リスク許容度が低い中でトレーディング益も期待薄できない。何か、まったく新しいバブルでも見つからない限りは、ボトムをつけてからも先は相当長いように思う。サブプライム危機が発生した1年半前には、日経平均が9000円を下回るまで株は買うまいと心に決めたが、9000円を下回った今でもなかなか買う気になれない(外貨はつい早まって買ってしまったが、、、)。

それにしてもTribuneの破綻は衝撃的かつ象徴的な出来事だった。このネット時代、日本の新聞もひとごとのように報道している場合ではないだろう。「正確な内容の記事よりも、人目を引く記事を書かなきゃいけないんですよ」なんてプロ意識のかけらもないこと言って経済専門紙が”トンデモ記事”ばかり書いているようでは先が思いやられる。わが将棋界も、昔から新聞各社が最大のスポンサーであっただけに、今後の伝統文化を安定的に継承する道を真剣に考えなければいけない時代になったと思う。

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2008.12.14 | Comments(0) | Trackback(0) | 市場雑感

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