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また閉店

週末、久々に避難所に足を運ばずに武蔵小山の葉菜でローフードをゆるーく食べていたら、マスターのNaoya氏が何やら旅支度をしている。「今夜から石巻なんです」とさわやかに。やたらと軽装で、食材もお米4合のみ持参するとか。「まだまだ被災地は先が長いですよ」ってまったくその通り。色々と頭と体を使って貢献しなければ。

来月、広尾に行く用事ができたので、久しぶりにJ's kitchenに行こうかとホームページを見て唖然。こちらのお店も震災の影響で店じまいだった。「3月11日の東日本大震災の影響で安心/安全な食材の入手が困難になりました。環境問題も配慮し癒しの楽園に新店地を移す事を検討しています。心と体と環境に優しいのテーマ通り再開出来る日を楽しみにしていて下さい。」とのメッセージからは絶望と希望の両方が感じられるが、再開を心から楽しみにしたい。

以前のエントリーでも書いたが、放射性物質による汚染が広がり、数多くのオーガニックレストランが自ら営業を停止している。彼らは明らかに原発の被害者なのだが、政府が安全と宣言している中での自主的な閉店なので、東電から補償を受けることは無理だろう。営業を続けているオーガニックレストランでも、食材の入手、生産者との関係、消費者との関係などで、水面下で大変な苦労を強いられているところが多い。一般のチェーン店などは「市場に出回っているものは政府の基準を満たしているものだから安全」と信じて普通に営業しているが、そもそも食の安全に敏感な人たちほど、放射性物質の潜在的なリスクに敏感である。ヨウ素やセシウムといった一部の核種しか検査の対象とせず、検査自体も非常に大雑把なサンプリングであり、当該食品の摂取以外からの被曝をきちんと考慮しないどころか震災後に安全性の基準値自体を変更するなど、政府の対応からは安心感は出てこない。被曝量と将来ガンになる可能性の関係ばかりが注目され、「10年後にガンになる可能性が1%上昇するくらいなら気にならない」というように考える人も多いが、ガンにかからないまでも、被曝によって免疫力が低下し、ガン以外の病気が誘発されることだってあるだろう。ある程度状況がはっきりしてくるまでは、特に子供たちには不必要なリスクを取らせるべきではない。



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2011.06.26 | Comments(0) | Trackback(0) | Blues

需給関係など

被災地で合同慰霊祭を行なうにあたって、喪服の数が圧倒的に足りていないので、サイズや種類などを問わずに大量に喪服や喪章を送って欲しいとのメッセージをもらい、さてどうしようと思案していたところ、幸いにして多くの人からの支援があって間に合いました、とのこと。自分のスピード感のなさを深く反省。

先週末に避難所に物資を届けに行った際に、受付の担当者から「もう、着るものも食べるものもだいたい間に合っています」と言われた。めげずに、昨日食品関係を届けに行ったところ、別の担当者の方に感謝され、「日持ちする食料はあって困ることはありませんので助かります」とのこと。

季節も変わりつつあるが、被災者の方々の状況も目まぐるしく変わる。復興にはまだまだ色々な形でのサポートが不可欠だが、必要な場所に必要なものをタイムリーに届けることもこれまた難しいと、改めて実感。

それはそうと、停止中の原発を再開するため、地元自治体に向けて「安全宣言」が出されたが、事故が起きた時には地元だけでなく日本中に甚大な影響が及ぶわけだから、地元だけでなく、日本全国と向かい合って議論して欲しいものだ。

原発が使えないと日本の産業の国際競争力が低下してしまう、と産業界から強い懸念が繰返し表明されているが、1ドル360円の時代から200円→100円→80円と急激に円高が進む過程でも、同じような懸念の声が連呼されていたことを思い出す。今、急にすべての原発を停止したら、目先は産業界にとって痛手になるのだろうが、中長期的には乗り越えられるんじゃないかと、(たいした根拠はないが)楽観している。

2011.06.19 | Comments(0) | Trackback(0) | Blues

GCを使ってみた

我が家にGCが届いた。GCと言えば、クレジットの世界ではGoing Concern、将棋の世界ではGrand Champion、野球の世界ではGiants vs Carp、だが、我が家に届いたのはウクライナ製のGeiger Counter。早速色々と計測してみた。

地元の自治体のホームページでは、毎時0.04マイクロ・シーベルト程度の数字が報告されているが、我が家の室内では0.08くらい、家の外は0.10くらい、多摩川沿いを歩くと0.13~0.14くらい、一部の茂みでは0.16くらい、と、予想通り場所によって相当数値がぶれる。これだと、一日中家にこもっていても年間で0.7ミリ・シーベルト程度被曝することになる。「流通している食材は安全」と信じて普通に外食し、普通にスーパーで食材を買い、普通に水を飲み、マスクをせずに歩く平均的な東京人でも、内部被曝を含めて年間1ミリ・シーベルトの規定値を軽く超えてしまう。風評被害と言う言葉を履き違えて、被災地を応援するとの名目で放射能に汚染された野菜・魚を積極的に食べれば、累積で結構しゃれにならない数字になる。

素人が簡易計測器で測っている以上、自治体の計測値とずれるのは当然なのかもしれないが、地上からの高さや場所によっては放射線の強さが結構違うことは認識しておくべきだろう。最近、やっとNHKや新聞でもこの事実を取り上げるようになって少し前進だが、遅きに失した感も否めない。日本にいる以上、今後長期に亘って放射線と付き合わなければならないわけだから、被曝に関する話題をタブー視せずに、堂々と議論すべきだ。天気予報でも、「本日は北寄りの風が強いでしょう」だけではなく、「よって、○○地方には放射性物質が飛散しやすいでしょう」くらい言って欲しいものだ。

という私も、公園の砂場で遊んでいる小さい子の横でGCを使って数値を計測するのはためらわれた。あなおそろしや、母の視線、、、。

2011.06.11 | Comments(0) | Trackback(0) | Blues

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