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週明けの雑感

金融市場の下落が止まらない。ここ数日、反転しないまでも雰囲気的にそろそろボトムで横ばいかと何回か思ったが、まるで予想が当たらない。

・レバレッジッドローン市場は下落基調を継続、欧州のインデックスLevXは80を下回るところまできてしまった。デフォルト率の上昇・担保価値の下落というファンダメンタルズの要因に加えて、破綻した銀行やファンドからの売り物や、マーケットバリュー型のCLOの清算など、供給過多な状況が続いているようだ。CLOの値下がりが気になる。

・CDS市場も、インターバンクでは9月は過去最高に近い取引件数だったが、さすがにここ最近は流動性の低下が目立ち、インデックスなどでもbid/offerがいつになくワイドだ。iTraxx Japanが300を超え、iTraxx Xoverが900を超え、エマージング銘柄もぼろぼろ。こういう時は何かがきっかけで大きく反転するものだが、トンネルの先になかなか明かりが見えない。

・Agency債が欧米とも売られやすい状況のようだ。北米では、FHFAがわざわざ”GSE債はexplicitly guaranteed”という発言を”effectively guaranteed"と修正したことが、市場参加者をナーバスにさせる要因らしい。”実質保証”という神話が崩れた後でもやはり”実質保証”のままということか。欧州ではBarclaysが先週3年30億ユーロの政府保証債をL+25で条件決定した。今後も他の銀行の政府保証つきでの起債が予想されることから、需給の懸念からかKFWのような既存のAgency債のスプレッドが広がっているようだ。英国政府は英国銀行の社債に保証を付けるにあたって、保証料として『過去1年間のCDSスプレッドの平均+0.50%』を受け取るとのことだ。妥当な保証料を決めるのは難しいが、英国政府はCDS市場のプライシング能力を信頼していることの裏返しともいえようか。

・カウプシング銀行のサムライのデフォルトが確定した。市場参加者であれば、数週間前に国有化されて「国内の預金のみを守ります」という宣言が出た段階で覚悟していたことであり、利払い日や支払い猶予期間の終了日に払い込みが行なわれずにパニックを起こすことはあるまい。CDSのイベントも同様で、国有化の段階でリカバリーはきわめて低いことは織り込み済みであるが、11月上旬の入札、11月中旬の決済日あたりにまたマスコミは騒ぐのだろうか。「カウプシングがデフォルトした。CDSは相対取引で誰がどれだけリスクを持っているかわからないため、市場は疑心暗鬼に、、、」という論調をあきるほど聞いた・見たが、じゃあ社債やローンなら誰がどれだけリスクをとっているかよくわかり、透明性が高いために安心感がある、とでも思っているのだろうか?

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2008.10.28 | Comments(0) | Trackback(0) | 市場雑感

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