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週末の独り言

 今週のクレジット市場も非常に"ugly"だった。コーポレートクレジットは投資適格もハイイールドもレバローンも全滅、金融・自動車・小売といったセクターは当然のようにアンダーパーフォーム。金融では生保銘柄が標的になりはじめた。エマージングの非常事態も継続し、ロシアの5年CDSは木曜には再度1000bps近くまでワイドニング(金曜は900割れまで戻す)。銀行の政府保証債という競合相手の出現による影響などからエージェンシー債のスプレッドも拡大。金曜日は一息ついたがCMBS / RMBSはまだまだ織り込みが足りなかったせいか暴落していた(生保が売られた要因か)。

 政府の助けなしに延命できない民間セクターが次々と出てきているせいか、その皺寄せからソブリンのスプレッドもじわじわと拡大している。週の半ばには銀行セクター全体を保証したアイルランドのソブリンCDSが急拡大、金曜にはUSソブリンの5年が42.5bps、UKソブリンの5年が82bpsと高値(安値?)を更新したようだ。

 CitigroupはGoldmanなどとの合併が取りざたされているが、Citi-GSの組合せにどれだけ意義があるのだろうか(合併会社の名称は"Sachs and the City"とか、、、)。とりあえず、市場の標的状態からは一時的に抜け出せるという効果はあるかもしれないが。

 2002年に”デリバティブは金融の大量破壊兵器”との発言を残し、日本ではデリバティブ大嫌い人間として報道されることの多いWarren Buffet氏率いるBerkshire Hathawayは実は(?)CDSもエクイティ・デリバティブも取引しているが、エクイティ・デリバティブの評価損が膨らんでいるせいか、9月頃までは100bps台だった5年CDSは木曜日には500bps近くまでワイドニングした。Berkshire Hathawayは一定以上の格下げによってデリバティブ契約で取引相手に担保を出すことを求められる。規模は違うが、AIGと同じ状況にある。今年の6月には時価評価方法を含むデリバティブの開示が足りないとSECから指摘されたことも昨日明らかになっている。

 財務長官にNY連銀総裁のTimothy Geithner氏が指名されたことは歓迎すべきか(まだ正式決定ではないようだ)。規制が失敗したことを棚上げして「世の中すべて規制してしまえ」的な空気が至る所に充満している中で、比較的リベラルなGeithner氏のバランス感覚には期待したいところだ。

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2008.11.22 | Comments(0) | Trackback(0) | 市場雑感

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