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クレジットイベントは止まらない

CDS市場では、GSE→Lehman→Washington Mutual→Iceland 3 banksと昨年9月から続いているメジャーな企業のクレジットイベントの流れはいったん止まったようだが、レバレッジドローン関連銘柄を中心とした比較的小粒なデフォルトは、昨年末もMasonite→Hawaiian Telcom→Tribune→Equadorと頻発し、今週もLyondellBasel関連の子会社数社→Sanitecとクレジットイベントが認定された。リストラクチャリング以外のクレジットイベントであればイベント決済方法もこなれてきており、市場は淡々と決済処理を行なっているが、ISDAやオークション運営者のMarkitとCreditexの担当者は忙しい日々を過ごしていることだろう。

DTCCのデータベースを見ると、LyondellBasel関係ではLyondell Chemical CompanyがTop 1000に入っているが、ネットの元本は5億ドル弱であり、インデックスに含まれている分を含めても10億ドル程度に過ぎない。むしろ驚いたのは、CitigroupがLyondell向けに20億ドルの融資エクスポージャーがあり、引当てや償却が6億ドル程度しか済んでおらず、再来週発表される第4四半期決算において14億ドル程度の損失を計上する見込みとのFTの報道である。CDSは日々時価評価を行ない、決算では損益計算書に反映させることが義務付けられているが、ローンは原則時価評価が不要で、引当ての計算もかなり恣意的な部分が残っているのだろうか。とすると、これからまだまだ企業破綻が続く見込みなわけだが、ローンの損失はまだ織り込まれていない部分が意外に大きいのだろうか。

クレジット市場は12月末から1月頭にかけてなんだかユーフォリア的な雰囲気が漂っているが、これから第4四半期の決算発表が続くこともあり、この調子で安定するとは到底思えない。そういえば、去年の第1四半期も似たような「根拠なきユーフォリア」のあとに、Agency債の価格下落などをきっかけとしてBear Stearnsの実質破綻につながったわけであり、まだまだ慎重な姿勢が崩せない。

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2009.01.10 | Comments(0) | Trackback(0) | CDS

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