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(続)Big Bang Protocol

 あちこちで”CDS市場の総元締め”と称されているAIG Financial Productsだが、ISDAのHPでみる限り、CDSのBig Bang Protocolには批准していないようだ。

 今回のBig Bang Protocolは”プレーンなCDS”がパーツとなっている取引であれば、個別銘柄を参照するCDSも、FTDも、シンセティックCDOも幅広く対象とするが、ABSを参照とするCDSなどはそもそもクレジットイベントの認定や認定後のプロセスが大きく異なることから除外されている。こうした”テーラーメード”な取引は、契約内容も個別性が強く、そもそもCCP(クリアリング)の対象とは考えられていないことは、市場参加者も当局も認識済みのことである。

 AIGの2008年末の決算発表を見ると、FPで取引している約2975億ドルのスーパーシニアCDSの残高のうち、銀行の規制資本対策(Regulatory Capital)の取引が2344億ドルと大半を占め、”プレーンなCDS”を裏づけとするシンセティックCDOは500億ドル程度となっている。Regulatory Capitalの取引は残存が短いと想定されていることや、AIG FP自体が今後徐々にwind downされていくことも合わせて考えれば、今回のProtocolに批准しないことも納得がいく。同様の理由で、Protocolに批准しない市場参加者は他にも存在している。

 今朝、”取引内容が複雑であるという理由でAIGがCDSの国際基準を採用しない”、というヘッドラインを目にした。ある意味、自明なことであり、こんなことにニュースバリューがあるのだろうかとも思うのだが、、。

 

 

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2009.04.14 | Comments(0) | Trackback(0) | CDS

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