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ラインを越えて

金融機関、特に資本市場まわりの仕事を担当している人たちは、外国人・日本人を問わず、原発の状況について悲観的な見方をする人が多い。それはそうだ。2007年から始まった一連のサブプライム関連の金融危機と類似点があまりにも多く、最悪のシナリオが強く意識されるからだ。

一回目の衝撃(例えば2007年6月のBSAMショック)からじわじわ状況が悪化、その後小康状態が続き、常にピリピリしていることに疲れ、「もしかしたらそろそろ危機を脱することができるのかも」と淡い希望が頭をもたげたころに、二回目の衝撃(例えば2008年3月のBear Stearnsショック)、しばらく時間が経過して「今度こそ大丈夫かも」と思い始めたころに、三回目・四回目の衝撃(例えば2008年9月のGSE⇒Lehman⇒AIG⇒、、、、)が次々と襲ってくる。ようやくトンネルの先が見えたと思ったら、今度は理不尽なポピュリスト的規制が次から次へと、、、。

福島原発について言えば、今は二回目の衝撃くらいの段階で、これからさらに大きな衝撃&長く辛い時期が続くことをつい予想してしまう。

サブプライム危機の折、メディアに無数の「似非専門家」が登場し、証券化もデリバティブも実務経験ゼロなのに、頓珍漢なコメントをしていた。ソブリンCDSを取引したら、当事者間でどういうキャッシュフローが生まれるのかすら知らない「専門家」が、もっともらしく分析をする姿は、ボールがバットに当たったら一塁に向けて走るのか三塁に向けて走るのかすら知らない人が、イチローの打撃をデータから分析するようなものだ。きっと今回も「放射能の専門家の意見」は「玉石混交」なのだろう。デマに惑わされたくはないと思いつつも、自分自身があまりにも素人過ぎて、見極めることができないのが歯がゆい、、、。

とはいっても、歴史が繰り返すとは限らない。先日も、某著名SIV-Liteのマネジャーとのやり取りの中で、「今回の危機はSIVの資金調達危機とそっくりで生きた心地がしない」と言ったら、「no worry, Japan is more resilient than SIV」と励まされた。使命感に燃えて命がけで戦っている電力会社・消防・警察・自衛隊 etc etc達もいる。彼らの無事を祈り、不安になりすぎずに、自分にできることを淡々とやるしかない。

旧友の桜林さんが夕刊フジで連載をはじめた。「夕刊フジを読みながら老いぼれてくのはごめんだ」とマーシーの叫びが頭をよぎるが、毎日夕刊フジを買って帰る日々、、。

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2011.04.02 | Comments(0) | Trackback(0) | Blues

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