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七冠制覇に再チャレンジ

9月12日(金)に行なわれた竜王戦挑戦者決定3番勝負第3局は相穴熊の大熱戦となり、序盤・中盤の作戦負け(に見えた)をものともせずに180手で羽生善治四冠が木村一基八段を破って、渡辺明竜王への挑戦権を獲得した。7番勝負は10月18日・19日にフランス・パリで始まり、第7局までもつれると12月中旬に決着がつくことになる。

まだ誰も獲得したことのない『永世竜王』の肩書きは、「通算7期獲得」もしくは「連続5期獲得」が条件だが、現在羽生四冠は「通算6期獲得」、渡辺竜王は「連続4期獲得」ということで、今回の7番勝負の勝者が機械的に初代の『永世竜王』となる。先日の名人獲得で『永世名人』となった羽生にとっては、『永世竜王』を獲得すると『永世七冠』という偉業の達成となる。棋界の最強者である羽生を挑戦者に迎える渡辺竜王も、4年前に森内俊之から竜王を奪取した後、木村一基と佐藤康光(2回)の挑戦をはねのけ、竜王戦では無敵を誇る。否が応でも盛り上がる7番勝負となった(こちらの方の文章が秀逸です)。

羽生四冠の2008年は王座・王将の二冠で始まった。年明けに王将を防衛したものの、棋王戦の挑戦に失敗し、4月の名人戦は二冠のまま始まったが、ここから棋聖戦・王位戦・竜王戦の挑戦権を次々に獲得、名人と棋聖を奪取して、現在王位戦は3勝3敗のフルセットという状況である。王位戦最終局を勝ち、現在行なわれている王座戦で後2勝し、竜王を獲得すると、2008年は六冠で終了し、年明けの棋王戦の挑戦権を獲得すれば、来年2月3月の棋王戦は七冠への再チャレンジとなる。

ここまでの道のりは決して平坦ではなかった。「この一局に負けると七冠への道が閉ざされる」という対局も以下のように数多くあったが、対局過多で苦しむ中でことごとく勝ち取ってきた。

 ・棋聖戦第3局・第4局・第5局(1・2局に負けていきなりのカド番を3連勝で克服)
 ・王位戦 第5局・第6局(第4局で1勝3敗のカド番となり、その後の2局をブレーク)
 ・竜王戦トーナメントの6局、挑戦者決定3番勝負の第3局

特に竜王戦では予選の1回戦で敗退し、敗者復活の出場者決定戦で劣勢の将棋を数多く逆転して勝ち抜いてきた。対戦相手はすべてトップクラス、勝率は7割という中で、これだけ負けられない勝負をことごとく勝つのは並大抵ではない。むしろ、“1つ負けても大丈夫”という対局では、勝負にとことんこだわるよりも次につながるような実験を行なっているのではないかとすら思えてくる。

王位戦は次負けると終わりであり、竜王戦はここだけに集中できる渡辺竜王が相手であり、王座戦の木村挑戦者も最近の将棋の内容は良く、年明けの棋王戦も次の久保九段・阿久津六段戦に負けるとそこで挑戦者への道は閉ざされる。まだまだ厳しい道のりだが、少しずつ夢が膨らんできているのが感じられる。

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2008.09.15 | Comments(0) | Trackback(0) | 将棋

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