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溶けゆく氷の島 (追記あり)

アイスランドが日々市場に追い込まれてゆく。この日は一時的にクローナを固定し、ロシアから40億ユーロの融資受入れの合意を発表した。さらには同国のFSAはデフォルトを起こす可能性があるとして民間銀行第2位のLandsbankiを公的管理下においてreceivership committeeを任命すると発表した。これでLandsbankiを参照するCDSでクレジットイベントがトリガーされる可能性が否定できないが、仮にイベントになったとしてもGSEのように回収率が高くなることを祈るばかりだ。プレスリリースには、今回の措置はアイスランド国内の銀行システムを守るためのもので、国内の預金はすべて保護されるとされるが、預金以外の債務の取扱いが注目される。

問題はこれで終わりではなく、3大銀行の残りの2つであるKaupthing BankとGlitnirも引き続き不安定な状況が続く。Kaupthingは日本でもサムライ債を発行しており、Lehmanほど金額は大きくないが、先行きに不透明感が漂う。思えば、Moody'sが複合デフォルト分析(JDA)なるコンセプトを導入して、銀行単独の信用力に国から期待されるサポートを加味してKaupthingの格付けをAaaに格上げしたのは去年の2月のことである。結果論といえばそれまでだが、最近の事例を見ていると、預金は確かに国のサポートが入るケースがほとんどであるが、シニア債務はケースバイケースとなっている。JDAの導入に批判を受けたMoody'sは昨年4月にはKaupthingをAaaからAa3へ引き下げ、今年2月にはA1まで格下げしているが、ここ2年間の格付けアクションはまったく意味のないものであったとしか思えない。

(追記)水曜日にはGlitnirもLandsbankiと同じreceivershipになってしまった。ISDAのHome Pageを見ると、どちらもクレジットイベント決済プロトコルが準備されようとしている。欧州銘柄初のプロトコルという意味で”アカデミック”には注目されるが、実務的にはこれほどクレジットイベントが立て続けに発生するとたまったものではない、、、。

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2008.10.07 | Comments(0) | Trackback(0) | CDS

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