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GSEのクレジットイベント決済プロトコル

昨日NY時間に入札が行なわれて、プロトコルに批准した当事者間に適用される現金決済価格が決定された。取引量や引渡可能債務が多く、またクレジットイベントとはいっても破綻はしていないことから引渡可能債務によってそれなりの価格差が存在するなど、色々な意味で前例のない入札であったが、幸いにして大きな問題なしに行なわれたようだ。決定した価格は以下の通り。

Fannie Mae senior 91.51
Fannie Mae sub 99.9
Freddie Mac senior 94
Freddie Mac sub 98

シニアの回収率については、大手金融機関のレポートなどで90を下回るとの予測もあったが、そこまでは悪くなく、劣後の回収率は思いのほか高く決定されている。入札の過程をみると、シニアも劣後も入札に参加したディーラーが当初提示した価格水準はほぼ同じであったが、劣後のOpen Interest(建玉)が大きく”買い”に偏り、結果的に需給を反映して劣後の最終価格がシニアの最終価格を上回る格好となっている。

イベント決済の入札においては、他のディーラーの価格から乖離した価格を提示したディーラーはペナルティーを支払うメカニズムが存在するが、今回はディーラー間で当初の価格提示にばらつきが見られ、比較的大きなペナルティーを支払ったディーラーが存在していた。

日本の大手経済新聞は相変わらずで、「清算価格、元本割れ(←イベント決済なんだから当たり前だろ!)」との見出しから始まり、残高が5000億ドルだから1%元本を下回ると50億ドルの損失が発生と、グロスとネットの違いを理解していない分析(?)をもとに「金融機関、多額の損失確実に」と報じている。もう少しきちんと取材をしてから記事にすればいいと思うのだが、、、。

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2008.10.07 | Comments(0) | Trackback(0) | CDS

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